お知らせ詳細
2016年(平成28年)4月12日・22日に被災地を訪れました
平成28年4月14日に発生した熊本大地震で被害にあわれた方に、心からお見舞い申し上げます。
さて、平成23年3月11日午後2時46分に発生した、東日本大震災から5年がたちます。政府は「集中復興期」(平成23年~平成27年)に25兆5000億円の予算を確保しましたが、これからの5年たった「復興・創生期」(平成28年~平成32年)で予算は1/4の6兆5000億円となっています。道路整備などでは地元自治体に費用の一部負担を求める事とになっています。
4月12日前回同様に常磐高速道路を通り双葉インターにおりました。
インターに降りると、在りし日の双葉町の「原子力は明るい未来のエネルギー」の看板が撤去され様子が随分と変っていました。まだまだ事故の影響が多く見受けられます。人の住まない街は、静かで私達の気持ちを複雑にします。
4月22日は、陸前高田市、気仙沼市、南三陸町、女川町、石巻市と北から仙台まで視察しました。
前回の視察から5ヶ月が経過しています。
陸前高田地区は、ダンプカーの代わりに巨大なベルトコンベアーで盛り土をしていましたが、そのベルトコンベアーの姿は無く、撤去作業が進んでいました。
桜の花が満開でした。北地区で感じたことは、女川の復興です。JR仙石線~JR石巻線の開通により、駅前商店街が、オープンしていました。テレビニュースに話題になったダンボルギーニが展示されていました。これは石巻の梱包会社の作品だそうです。
南地区は、廃墟の街が崩壊し、線量計が設置され、除染が始まったばかりで汚染土の仮置き場が多くみられます。
復興はまだまだ、道半ばです。
5年前の震災の記憶を風化させないように、今後の被災地の情報を更に提供していきたいとおもいます。
被災地の今の姿をぜひ見てください。また、各地の食べ物やお土産物もご紹介しております。被災地にお出かけになられた際にはぜひご利用ください。